これは姉の娘の話です。
何年か前姉の家から電話が入りました。
離れたところに住む姪が危篤で、病院に運ばれ今手術中。
お医者様から、もう駄目だと思うので、お葬式の準備をしておいたほうが
よいと言われ、姉達はお葬式の準備中だとか、聞いて吃驚しました。
姪は友人を駅まで送り、車のドアを開けて出たとたんに倒れたのだそうです。
驚いた友人が救急車を呼び、病院に搬送。
「大動脈解離」一刻を争う事態だったそうです。 運転中でなくてよかった。
諦めの内、何時間かして「助かった」と連絡が入りまして。
助かった姪の話では全身麻酔で手術中、向こうから亡くなったお祖母ちゃんと
姪の夫がやってきて、 お祖母ちゃんが、
「苦労したね、もうよいからこっちにおいで~、」と言ったそうです。
二人が目の前近くにやってきたきたその時、
上から「11面観音様」が居りてこられて、二人の前に手を差し伸べられ間を遮断
された、と言います。
姪を助けて下さった仏様は、お友達と時々行っている京都のお寺さんに立つ観
音様だった。
歩けるようになって胸を抑えてた姪と、お礼のご挨拶に伺いました。
以前友達とお詣りした時、大僧正様がお声をかけて下さり、お友達と3人で折に
触れ仲良くお話をさせて頂いていたそうです
観音様像にお礼を申し上げて、本堂から大僧正様お住いの建物に招かれ、
奥様に鰊そばをご馳走になりました。
姪は今でも元気で、 本当に有った話です。
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