2)祖母の通夜・枕元に佇っ人

生後半年で母を亡くした私を育ててくれた祖母が、12歳の私を残して急逝。

通夜の晩、祭壇が飾られた部屋の隣室で従妹と抱き合って眠って居ましたが。

どれ位経ったか、

ふと目覚めた私。

隣の部屋の様子に、耳をそば立てました。

何の物音も聞こえません。

祖父と叔父叔母・姉夫婦・祖母の弟2人が要る筈なのに、

シンとして、空気も動かない真夜中、

(皆、如何しているのだろう?) と思い、

しばらく耳を澄ましても、物音一つ聞こえません。

覗いて見ようかと思ったのですが、

こちらに背を向けて眠る従妹の向こうに襖が有ります。

頭の上の方に部屋の出入り口が有るので、其方を見ようと布団から首を上げた時、

見たものに仰天!。

枕元に佇っ三人の姿。

子供2人を両側に、真ん中の大人が杖を持って立って居ました。

右手に杖、左手は胸の辺り~、

(双子を産んだ事が有る祖母)

『お祖母ちゃんが子供を連れてお別れに来た』

と思った途端、怖くなって布団に潜り込み、従妹の背中に抱き付きました。

小さい頃から一緒に、祖父母に育てられた姉に、

お化けだの雪女だのといっぱい脅かされています。

有り得ない現象は子供でも分かりました。

しがみ付いた従妹の腕を掴んで捻りましたが、起きません。

暫くして恐る恐る頭を持ち上げ、見た眼の先には、

もう何も有りませんでした。

小さな子供を両脇に立って居た人が持っていた【杖】。

この 【杖】を何年か後になって見た驚き。

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