4)仏様・仏像

三男坊の兄が死んだあと、間もなく結婚した私は、

二人の女の子に恵まれましたが、

下の子が三歳の時、

主人が自営の会社で働いていた親戚の女の子が、結婚の為辞めて、

そのあとに来た女の子も何か月かで辞めた為、

代りが居なくて私が事務員として行く様に頼まれました。

3歳の次女を連れて港区に勤めます。

最初の一年程は港区芝、東京タワーや増上寺の辺りに居ましたが、

その後、高輪の一軒家に移転しました。

幼稚園も、芝のお寺さんから、白金のキリスト教系に変り、

送り迎えの途中のお稽古やお使いで、色々な場所に行きます。

港区はお寺さんが多く、お寺や神社の雰囲気が好きな私は、

出掛けた合間に行きずりのお寺さんに御参りして居ました。

敬虔な気持ちでは無かったと思います。

そんな時、何処かのお寺さんで見た仏像。

「??」

仏像が錫杖を持っておられます。

「何?、」

錫杖は仏像も?

俄かに仏像への関心が高まりました。

本屋さんで仏像の本を捲り、驚く発見をしたのです。

【阿弥陀三尊立像】

息を詰めるページ。

少女の日、祖母の通夜の夜中に見た3人と全く同じ姿が有ったのに仰天!。

そのページの中の阿弥陀様は錫杖を持って居られませんでしたが、

三人のお姿は其の儘。

阿弥陀三尊ご来迎図も~。

祖母の通夜の夜視た姿が、阿弥陀三尊立像と同じって、何?

私は脇侍の勢至菩薩様・観音菩薩様を、子供と思って居たようです。

信仰心が無い私は、仏像・仏教等は宗教関係の誰かが作った物語だと考えて居ましたが、

枕元に現れたお姿を知って、

あの世は確かに在り、お迎えの仏さまは本当に居られるのかも知れない、

と思う様になりました。

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